極限夫婦、この漫画の高弘と桃子夫婦の話はネット広告でもよく見かけると思います。
浮気したメガネの男が「俺に養われてる分際で〜?!」と逆ギレするアレです。
女の方は実は専務妻の姪っ子だったっていうアレです
今回はモラハラ夫の高弘について以下の3つで考察しようと思います
①高弘は結婚前、桃子をどう思っていたのか?
②結婚してから桃子をどう見ていたのか
③高弘が気づくべきだったこと
極限夫婦 season1の感想やネタバレがありますのでご注意ください。
①高弘は結婚前、桃子をどう思っていたのか?
極限夫婦の話って、1話の話以外、結婚前に妻のことを夫はどう思っていたか、割と分かるんですよ。
だけど高弘は結婚前の桃子をどう思っていたか、桃子視点でしかわからない。
桃子視点でわかることは、
高弘は、キツめだけど面倒見のいい上司だったこと(高弘と桃子は元々は上司と部下)
その他の手がかりになりそうな情報は、桃子が離婚する!ってなった時に、高弘がいってた「桃子との結婚は、専務が仲人としてくれたもの」くらい。
そこから見えてくるのは、高弘は結婚前から、桃子のことを愛してなかったかもしれないという可能性。
桃子との結婚を、「専務が自分の将来性を見込んで進めてくれた結婚」と思っていた高弘は、自分の部下と結婚くらいいっか…と結婚した気がする。
1話の扉絵の表情の裏には、そういった考えがあったのかもしれない。
②結婚してから桃子をどう見ていたのか
season1読めば読むほど、高弘は桃子を自分の都合のいい奴隷としか思っていなかったんだと思う。
もはや人間とすら見ていなかったのかもしれない。
結婚して、桃子をうまく言いくるめれば、世間体は保てるし、専務の勧めた結婚をした会社での自分の株は上がったと高弘は考えていたはずだ。
桃子は離婚すると心に決める直前まで、高弘のことを愛し想っていたのに、高弘は桃子を服従させ続けることしか考えていなかった。ずっと下に見ていて、バカにしていた。
文字にすればするほど辛くなってきたので、これくらいにしときます。
③高弘が気づくべきだったこと
結局高弘は、結婚前、桃子を好きではなかったのか、好きだったのかはわからない。
でも高弘が気づかなければいけなかったことは、桃子の犠牲の上で今の生活があること、
桃子の意見にもっと耳を傾けるべきだったことだ。
もう全部遅いのだけど。
広告を一通りみてると、高弘の結末がわかりますか、やっぱりちゃんと本編読んだ方が面白いです。
離婚すると決めた以降の桃子の行動、動揺する高弘はめちゃくちゃ面白いので、ぜひ読んでみてください!
他の話も、意外に胸きゅんがあったり、離婚しない決断があったり、様々な夫婦の話が読めます。
極限夫婦はたま〜に少女漫画のような胸きゅんエピソードが入ってくるので、マジでおすすめです。